太歳
2026|中国本土
民間伝承と災厄に満ちた、千年を越える都市ファンタジー。『泰水』は、1932年と1999年という二つの断絶した時系列を舞台に、中国の陰陽師と扶桑のオンミヨジを対立させる。扶桑の魔法、玄月派の道教、龍脈の謎、そしてホトゥへの原始的な崇拝が融合し、ホトゥの霊子となる運命にある若い労働者・霍哲の物語が描かれる。
1999年、上海。霍哲は病気の祖父を救うため、謎めいた玉山集団に加わる。しかし、従業員たちは恐ろしい方法で次々と姿を消し、高所から落下したり、噂されるB19の地下階に消えたりしていく。まるで生きているかのように蠢く肉の触手に追われるのだ。隠された過去を持つ修理工の李氏や、行方不明になった夫を探す妊婦のスーザンと共に、霍哲は超高層ビルの下で人間の命を喰らう怪物と、数十年にわたる陰謀を発見していく。しかし祖父は彼に調査をやめるよう強く言う。一方、1932年に起きた長く埋もれていた事件や、霍哲自身の血縁による運命が、赤い災厄が迫る中で次第に明らかになっていく。


