港町大強盗事件
2026|中国本土|Action · Crime
1990年代の中国・香港。生きるか死ぬかの瀬戸際にいた3人の平凡な男女の運命が、ある強盗事件をきっかけに交錯する。現金輸送車の警備員タン・ユエリンは、父親の心臓移植手術のために大金を必要としていた。同僚のリー・グオロンは詐欺で全財産を失い、失業の危機に瀕していた。そして隣人のサン・クンは、所属する組織の金を紛失し、街中で追われる身となっていた。追い詰められたタン・ユエリンとサン・クンは組織の金を奪う計画を立てるが失敗し、偶然にもその計画をドライブレコーダーに記録されていたリー・グオロンと鉢合わせる。リー・グオロンは、火龍の舞の祭りを隠れ蓑にして現金輸送車を襲う計画を持ちかけ、3人は渋々協力することになる。
当日、街は混乱に包まれる。サンを追う組織、重武装した南アジア系の強盗団、そして3人の偽装強盗が入り乱れ、三つ巴の戦いへと発展する。市民を守ることを選んだ3人は、車を安全な場所へ走らせて暴漢たちを撃退するが、現金は火災で失われてしまう。幸いにも保険で損失は補填され、3人は会社から勇敢な行動を称えられ報奨金を受け取る。その報奨金によって、それぞれの問題は解決した。タンの父親は手術を受け、サンは裏社会から足を洗い、ローストグース店で修行を始める。道徳的な選択と贖罪の物語であり、どんなに暗い時代であっても、優しさは報われることを証明している。


